投資信託には、いろいろなタイプの商品があります。それぞれのファンドの比較のためや、投資するものの中身をよく知るためにも、投資信託の種類をいちおう覚えておきましょう。
【追加型と単位型】
追加型は別名オープン型、単位型は別名ユニット型ともいいます。追加型は、いつでも募集していて、いつでも解約できるもの、単位型は、一定期間しか募集しておらず、解約にもクローズド期間がある場合があるもののことです。
だいたいのファンドはオープン型です。インデックス投資家にとっても毎月積み立てることが可能であるのが望ましいので、それに対応してオープン型のほうが多いのではと考えています。
【国内と外国】
国内投資信託(国内籍)は、日本国内の法令に基づいて設定されたファンドのこと、外国投資信託(外国籍)は、海外の法令に基づいて設定されたファンドのことです。
投資対象が海外の株式や債券だとしても、国内の法令に従っていれば外国籍ではなく国内投資信託ということになります。国内籍と外国籍では、特に税制面で違いがあるので注意しましょう。
【インデックス運用とアクティブ運用】
投資信託の成績(パフォーマンス)を測定・比較するための対象をベンチマークといいます。基本的に市場全体の動きを示す指数(インデックス)がベンチマークとして採用されます。
たとえば、日本株の場合はTOPIX、日経平均株価、あるいはJASDAQ指数などがそれにあたります。
このベンチマークに連動した成績をあげることを目指す運用を、インデックス運用(別名パッシブ運用)といいます。ベンチマークを上回る成績をあげることを目指す運用は、アクティブ運用です。
先進国、特にアメリカの株式市場のように効率的な市場で運用する場合は、インデックス運用が、新興国などの非効率と思われる市場で運用する場合はアクティブ運用が適しているといわれています。
【株式型と公社債型】
おもに株式に投資するものを株式投資信託、株式への投資は一切行わず、公社債のみで運用するものを公社債投資信託といいます。
ちょっとでも株式を含めば公社債投資信託ですが、税制面で公社債型は不利なので、0.1%だけ株式に投資して、実質は公社債投信なのに株式投信として販売されているものもあるようです。
そのほうが投資家に優しいので、アリといえばアリなのでしょうが、プロの目はどう見ているのでしょうかね?
【FOFとバランスファンド】
FOFとはファンド・オブ・ファンズといい、複数のファンドへ投資するファンドのこと。バランスファンドとは、株式と公社債、さらには不動産などまで複数の資産クラスを投資対象とするファンドのことです。
ファンド・オブ・ファンズは、複数のファンドへ投資することで、分散投資の効果を大きく享受できますが、信託報酬が投資先のファンドの分高くなるものが多いです。
バランスファンドは、株式の組入れ率が70%未満という制限があるようです。つまり、過度にリスクを取れない仕組みになっています。
ただこれも、実質はバランス型だけど、組入れ率の上限をきらって株式投信として設定し、ネーミングは投資家に対してアピールするためにバランスファンドという文言を入れるものが多いように思います。
まあ、法令上の区分なんて、あまり気にしなくていいということでしょうか。
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