投資信託の選び方は、投資家それぞれの目的に合ったものを選ぶというのが重要で、万人にこう選べば間違いない、といえる方法はありません。
しかし、いちおう共通して注意すべき点をあげておきます。
【コストの高低】
ほとんど同じ内容のファンドを比較するときは、コストの高低を確認しましょう。特に、長期保有の場合はランニングコストである信託報酬が重要になります。
販売手数料と解約手数料は一時的なコストなので、それもふまえて何年間投資した場合はどちらが有利というように、エクセルなどを使い分岐点を視覚化するのがオススメです。
【実績】
インデックス運用ならベンチマークとほぼ連動しているか、アクティブ運用なら、しっかりベンチマークを上回っているかを確認しましょう。できれば、3年以上の実績があるものがベターです。
これまた、同じような内容のファンドなら、実績がいいものを選びましょう。ただ、実績は「分配金再投資後の基準価額」をベースにしているものが多く、毎月決算などの場合は、分配金にかかる税金分も考慮する必要があります。
アクティブ運用のファンドの場合、5年間、10年間と続けて市場平均を上回ることは難しいですが、新興国を対象にしている場合や、テーマ型(インフラ企業への投資に特化したものなど)の場合は、少し積極的になってもいいのかな、とニックは考えています。
【純資産の金額】
純資産総額が小さいものは、繰上げ償還される可能性もあります。目論見書にその下限ラインが記載されているので、しっかり確認しましょう。
含み損を抱えた状態で償還されれば当然損失が確定されますし、長期投資のはずが思わぬコストを強いられる場合もあります。
順調に純資産が伸びているかどうかも重要です。解約が多く出て純資産が短期間に大きく減っている場合などは、信託財産留保額を上回る目に見えにくいコストがかかっている可能性もあります。
また、流入額が急激に増えているとき(新規のファンド購入者が多いとき)も、比較的目に見えにくいコストが高くなりがちなので、注意しましょう。
【分配金の有無】
日本人は分配金を好む傾向があるようですが、決算の回数が増えるほど(分配の回数が増えるほど)税金の負荷が大きくなり資金効率の面でも不利になります。
また、分配金のための信託財産の扱い(株式の買い控えや売却)により目に見えにくいコストも発生しやすくなります。
インデックス運用の場合は特に、実績などで分配金の回数や金額を確認するのが肝要です。できれば、分配金の実績がなく、累積額が0円のものがいいでしょう。
![Powered by 269g[ブログ・ジー]](http://269g.jp/img/269g.gif)