投資信託には、ETF(Exchange Traded Fund)という上場されている投資信託があります。
ETFはインデックスファンド(インデックス運用の投資信託)であり、ふつうの株式取引と同じように、市場でリアルタイムで取引することができます。
つまり、基準価額が1日1回しかつかない通常の投資信託とは、流動性の面、自由度の面で大きく異なるものとなってきます。
また、基本的にふつうの投資信託よりもETFのほうが信託報酬が安いです。長期保有を前提とするなら、ETFのほうが圧倒的に有利といえるくらい違います。
ETFの場合はふつうの株式の売買と同じ扱いになるので、税金の面でもわかりやすいというのもメリットのひとつといえるでしょう。
ただ、もちろんETFには良いところばかりではなく、ちょっとイヤなところもあります。
信託報酬は安いですが、ふつうの株式取引と同じように売買時のコストがかかります。これは、ノーロード(販売手数料無料)の投資信託のほうが有利な面です。
また、分配金が出て、自動的に再投資されません。ふつうの投資信託では、再投資コースというように、分配金を自動で再投資してくれるサービスがありますが、ETFにはこれがないため、資金効率の面でやや不利となります。
このように、ふつうのインデックスファンドとETFには違いがありますが、その違いを利用してリレー投資という手法をとる人が多いようです。
つまり、ノーロードの投資信託を毎月積み立て、一定の金額がたまったらETFに乗り換えるというものです。
これにより、売買時のコストが低くなり、またランニングコストも低くなるという2つの商品の利点を同時に享受することができます。
ただ、リレー投資する際に損益をいったん確定することになるので、長期保有していれば発生しなかった余分な税金が発生したり、信託財産留保額が取られてコストが上昇する可能性があることも考えなくてはなりません。
15年や20年といった長期投資の場合は信託報酬がいちばんの足かせになるのでこれは無視してもいいことですが、短期投資でもETFへのリレー投資が有利と一緒くたにしないで、しっかり損益分岐点を確認するようにしましょう。
2008年02月27日
ETF(上場投資信託)とは?
ニックネーム ニック at 15:02| 投資信託の情報
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